【OECD education2030 グローバルフォーラム】ティーチング・コンパスin 東北大学に参加してきました
10月12日―13日に宮城県仙台市の東北大学川内キャンパスで開催された【OECD education2030 グローバルフォーラム】ティーチング・コンパスに参加してきました。
日本OECD共同研究の「壁のないあそび場:こども・若者の居場所づくり座」のプロジェクトに関わっているご縁から招待を頂き、参加してきました。
本来は、10月10日、11日に国内の4か所(能登半島、群馬県、埼玉県、東北大学)で日本の教育現場や最新の科学技術を教育に活かすなどの様子を視察する時間もあったのですが、日程の都合で後半からの合流となりました。
世界26か国から対面やオンライン合わせて約400人余りが参加したフォーラムでしたが、世界の教育における課題感を知ることができました。
最終日の全体セッションで不登校に関する話を事例発表を頂いたのですが、日本だけが課題かなと思っていた不登校に関する問題は世界共通の問題でした。
「出席の扱いをどうするか?」「様々な学びの方法を提供できるような環境整備が必要」「学習の質をどう担保するのか?」「教育と福祉がもっとつながっていく必要がある」などの意見が質疑応答や感想を言う際に飛び交いました。
残念ながら自分も意見を言いたかったのですが、時間の関係で難しかったことが悔やまれます。
全体セッションでこどもたちのために教師は「共感」「信頼」を得る必要があるという話もありました。
しかし、その前に「人に頼る力」というのを日本だけではなくどの国でも育めたらいいなと思いながら、それを伝えれらなかったことが一つ後悔です。
世界を知ることでより多面的に物事を俯瞰できると思いますし、この機会を頂けて本当に学びも多い時間でした。