活動事例⑥
担当者:しがちゃん
事例⑥
私が担当しているのは中学三年生の男の子です。当時FESスタッフの中では異性の組み合わせは初めてだったので活動を始める前は不安でした。
現在は週に一回のペースで、月曜の夜に一時間ほどネットレというオンラインでの教材を使って一緒に勉強をしています。内容は本人の希望により小学校の算数から現在の数学までの復習を行っています。現在もあきらめず意欲的に取り組んでくれています。
活動の中で大変なのは、オンラインなのでやり方を教えたり、どこで間違っているかを確認することが難しいことです。zooomのホワイトボードの機能を使って図解したり、式の書き方を書いたりして工夫をしています。
また、活動の中で楽しみは勉強のなかでする雑談や活動の始まりと終わりの挨拶です。担当の子は問題文に対して独特の視点からツッコミをいれてくれます。挨拶をするときは、私がネコを好きだということで、毎回飼っているネコを見せてくれます。
活動をしていて良かったと思うのは、前より心を開いて話してくれるようになったことです。当初は人見知りで、なかなか話すことができませんでした。挨拶を返してくれるようになったり、自宅のネコをみせてくれるようになったりと変化が見られたことは活動をしていてとてもうれしかったです。活動を始めた時より、今は表情がすこし明るくなったように感じています。
ここまで活動を続けられたことは、私の力というよりは担当している子本人の頑張りだと思います。その頑張りに応えてこれからも活動をしていきたいです。そして担当している子にとってこの活動の経験が良い影響を与えることを願っています。